日本舞踊を習うメリット　その４

皆様こんにちは。花柳鮎舟でございます。今日も前回に引き続き「日本舞踊を習うメリット」について書いていこうと思います。

日本舞踊できたえられる体幹筋のうち「きれいな姿勢」をキープするために、最も重要なのが腹横筋です。外腹斜筋→内腹斜筋→腹横筋の順番で、いちばん深いところにあるのが、腹横筋です。この筋肉が衰えることで、内臓を支える力が弱くなり、下腹がポッコリ…出てしまいます。

そもそも身体の中でいちばん脂肪がつきやすいのは、お腹ですよね…お腹をさわってみるとわかりますが、肋骨から下には骨がありません。そのため、内臓を外部の衝撃から守るために、脂肪がつきやすいといわれています。脂肪には、内臓脂肪と皮下脂肪の２種類があり、内臓脂肪型肥満は男性に、皮下脂肪型肥満は女性に多くみられます。生活習慣病になるリスクが高いのは内臓脂肪型肥満ですが、脚やお尻などに脂肪がたまる皮下脂肪型肥満は、体重が増えすぎるとひざや腰に負担がかかってしまいます。さらに女性は、男性に比べてお腹まわりに脂肪がつきやすくなっています。

健康的な身体作りを目指すことを大前提として、必要以上についてしまった脂肪を落とし、ポッコリお腹を改善するためには腹横筋をきたえなければなりません。この筋肉をきたえて「きれいな姿勢」をキープすることで、腹横筋だけでなく、日本舞踊できたえられる体幹筋を正しく使い、基礎代謝を上げ、痩せやすく太りにくい身体作りを目指しましょう♪